痛風っていつからあるの?
こんにちわ!!痛風兄さんです!!
今回は痛風の歴史を紐解いて行きたいと思います。
痛風は、紀元前に、かのヒポクラテスが記載したという歴史の長い病気です。特に西洋史ではたくさんの痛風患者がいました。名立たる歴史上の人物達をご紹介します。
痛風は王の病気
痛風患者だった歴史上の人物
- アレクサンダー大王
- ルイ14世
- ルター
- クロムウェル
- ミケランジェロ
- レオナルドダヴィンチ
- ミルトン
- ゲーテ
- スタンダール
- ニュートン
- ダーウィン
- ヴィクトリア女王
- チャーチル
西洋史は痛風患者が作ったと言われるほど西洋史には痛風患者が溢れていました。
痛風は王の病気、病気の王様と呼ばれていました。
日本では、明治以前にはない病気とされ安土桃山時代に日本を訪れたポルトガル人宣教師のルイス・フロイスは日本人には痛風がないと記録しています。織田信長が天下統一を果たし、キリスト教を保護し、仏教と対立するようになりました。貿易にて鉄砲の伝来と、宣教師によるキリスト教の伝来が盛んになり、ヨーロッパ人が日本国内に来るようになります。明治のはじめにもドイツ人医師ベルツが「日本には痛風がいない」と記録しています。 痛風が日本史に忽然と現れるのは明治になってからで、実際に増えたのは戦後、それも1960年代になってからです。その大きな要因として食事の欧米化と考えられます。
古代メソポタミア文明の記録にも痛風に関する記述が見つかっている点やヒポクラテスの痛風に関する記述、その他にも世界中で古代から痛風に関する記述が発見されていることを含めて考えると、古代の日本人に全く痛風の人がいなかったとは言い難いように感じられます。
徳川家康も痛風持ち?
徳川家康は江戸幕府の初代将軍として知られる、江戸三百年の天下泰平の礎を築いた人物です。家康は、とても自身の健康に気を使う人物だったと考えられており、自分で薬になる植物などを研究したり、日本の医学書や中国から取り寄せた医学書を読んで知識を得たりといったエピソードが残されています。粗食を好んでいた家康ですが鯛のてんぷらをニラの醤油タレに付け込んだ鯛の南蛮漬けを好んで食べていたみたいです。家康も、病に苦しめられ、治療をしながらもどんどん痩せていったという記述が残されているそうで痛風持ちだったのでは無いか?との俗説も存在していました。
ティラノサウルスも痛風持ち
白亜紀の恐竜、ティラノサウルスが痛風を患っていたと言う報告があります。化石に尿酸塩によって浸食されたと思われる跡があるそうです。そう思うとティラノサウルスにも親近感を抱くかも知れません。
いかがでしたでしょうか?痛風は王様の病気です。時代が時代ならあなたも僕も王様だったのかもしれませんね。痛風を通じて歴史上の人物と同じ痛みを共有してるなんてロマンチックですね。知らんけど
コメント
コメント一覧 (2件)
痛風兄さん、
三世です。お邪魔しております。
痛風を歴史的に見たことがなかったので面白かったです!
ティラノも痛風だったとは!?
ティラノ好きの3歳の息子にも教えてあげることにします!わかんないだろうけど。(笑)
最後の『ロマンチックですね。知らんけど』が大好きです!(笑)
コメントありがとうございます!
もしかしたらまだまだ知られていない痛風患者がいるかもしれません(笑)
次元を通り越して同じ痛みを共有出来るなんてロマンチックじゃないですか?知らんけど