寸法通りにちゃんと切る方法!簡単テクニックを紹介!

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DIYをやる上で必ず必要になる技術

それこそが

寸法通りに切ること

この寸法通りに切る方法をちょっと書いて行きます

目次

墨入れと切る場所が重要

墨付けが間違っているとどんなに正確に切ったところで意味がないのでキッチリ測って墨付けしましょう

メジャーで寸法を測って墨付けする場合は先端のゼロ点補正をお忘れなく

ゼロ点補正については後半で解説します
暇な人は読んでください

今回は225㎜で切りたいので225㎜に墨付けします

筆者の場合ミリ単位で精度を出したい時は差し金でも確認をします

この差し金での確認が墨付けする上で重要になります

差し金上側で測定してます

墨付けの後で重要なのが刃の入れる位置です

大概の人がこの刃の入れる位置を間違えています

ちゃんと測ったのに寸法通りに切れないという人の大半が墨の上に刃を通しています

ですが、丸鋸でも手鋸でも刃の厚みというのがあります

丸鋸の刃はほぼ2.54㎜の厚みです墨の上を切るとその厚みの分材料が短く切られる事になります

たかだか2㎜、と侮ってはいけませんこの2㎜が積み重なってくると

ある程度真っすぐに切れていても組付けるとガタガタだったり不格好な出来上がりになります

ほんじゃぁ、どうしたら良いんじゃと

簡単です

この墨を落とさない様に切れば良い訳です

この様に墨を残して切ると後で修正することもできます

この墨を残して切る事を墨残しと言います

更に、材料を左から測った場合、右から測った場合で刃の通り道を変える必要があります

左右どちらから測ったかによって刃を通す場所が変わるので、材料の墨付けをする場合どちらか一方から測る事を統一した方が良いです

今回は左側から測っているので刃の通り道は墨に対して右側になります

実際に切ってみました、写真だと分かり辛いんですが、うっすらと墨を残した状態になります

寸法を測ってもほぼ225㎜で切れています

差し金下側で計測

こんな感じで墨を残してもうちょっと修正したい場合はかんなで削るとかやって貰えるとかなり精度よく切る事でできます

売ってるようで売ってない43㎝幅の一段収納作ってみました

既製品じゃ売ってない物は自分で作るしかないのでDIY頑張ましょう

メジャーの0点補正について

メジャーのゼロ点補正について解説します

メジャーの先端部に金具が付いていて動くようになっています

何でかって言うとメジャーで測る場合〝押し当てて〟測る場合と〝引っかけて〟測る場合があります

どちらで測るにしてもこの爪の厚みを考慮する必要があります

この爪の厚み分を補正してくれるのがゼロ点補正になります

ゼロ点の動きが悪いと誤差に繋がります。
動かない様だったら買い替えです。
油刺したりすると埃やおが屑が付着して余計動かなくなるので諦めて買い替えましょう

今回使用した材料と工具

スライド丸鋸

ちょっと古い奴だけど流石マキタ、かなり精度良く切れます
レーザー付きは高いけど財布に余裕がある人はレーザー付き買った方が良いです。筆者は自分の目からレーザーが出るのでこれで問題ありません

パイン集成材

DIYする上で拘りがなければ集成材をオススメします曲がり、狂いが少ないので加工しやすいです

杉や檜といったメジャー所も〝KD材〟なら精度高く作れます、安いからと言って〝AD材〟を買うのはやめましょう

差し金

差し金は外使い、中使い両方できる上下に数字が入ってるタイプがおススメ
尺表記は分かり辛いのでやめましょう
安いからといって薄い差し金を買うとすぐ曲がるから厚みのあるタイプを買いましょう

メジャー

メジャーも差し金同様に安物はすぐ折れるのでオススメしません
頑張って2000円程度の物を買うと長持ちします

最後に

まぁ、こんな感じでやって貰えればお父さんDIYへたくそー!なんて言われなくなると思います

ちなみに、ホームセンターで安い工具ばっかり揃えてると精度は絶対にあがりません

精度の前にやる気も上がらないからです。

FIN

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