アイアンのスチールシャフトの交換は超簡単!DIYで気軽にリシャフトしてみよう!

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シャフト交換ってなんとなく敷居が高い様な気がしませんか?

カーボンシャフトの場合ヘッドから抜くのに専用の器具が必要になりますが

スチールシャフトの場合は別!

アイアン一式買い替えるより気になってるシャフトに交換した方がコスパも良いし

なにより

練習のモチベーションがあがります!(知らんけど)

ツボを押さえればスチールシャフトの交換は簡単なので近くにゴルフ工房が無い人でも

チャレンジしてみましょう!

シャフト決まってる人は②から見てね

目次

アイアンのスチールシャフトの購入

シャフトの選定

今はモーダスの125Xを使っています、これを同じモーダスの115Sに交換していきます

元々体重が100㎏近くあって月のラウンドが8~10ラウンドしていた時に組んでもらったんですけど

体重もラウンド数も落ちた今となっては

はっきり言ってキツイ

今考えると良く振ってたよね

なので125と親和性が高い105か115にスペックを落とそうと考えました

105はピンピンすぎて好みじゃないので今回は115Sを番手ずらしで入れていこうと思います

って事で115Sの7本セット購入

ネットでシャフト買うのって怖くないの?

中古は絶対に買わない、後はシャフトって工業製品だからどうしても個体差はあるけど一番重要視して見るのが第一ステップまでの距離

第一ステップ?

シャフトを買ったらまず第一ステップまでの距離を確認して

TIP側(ヘッド側)から一段目の盛り上がってる所までを第一ステップって言うんだけど、この第一ステップまでの距離で柔らかさとかしなりが変わるんだよ、勿論他にも長さとか振動数とかもあるけど

第一ステップまでの距離が長い程柔らかく、短いほど固くなります

とりあえず、まずはそこを見て判断するわけね

新品で買えばまず問題ないと思います

思います…が!!

必ずチェックしましょう

作るのは機械でも

梱包するのはなので

組んだ後でギャーッってなってもアレでしょ?

今回買ったシャフトの第一ステップに目印をつけてみました

おぉ!綺麗にフローしてる!

これが当たり前の様で当たり前じゃないからね
個体差で重さの誤差とかはあるけど、重さはそこまで気にしないかなぁ、組んだ後で鉛で調整するしアマチュアだし

必ずこの時点で何番アイアンに入れるやつかわかる様に目印をつけておきましょう

間違えて切ったりすると後が面倒ですので

ちなみに

店頭売りのアイアンセットはこの第一ステップまでのフローがされてないアイアンセットが多々あるので気を付けてみてください

え?マジで?だってめっちゃ大事な所でしょ?

残念ながらある
有名なメーカーでもあるから気を付けてとしか言えない

この番手だけおかしい!って人はまずは第一ステップまでの距離を確認した方が良いね

今回買ったシャフトはちゃんとフローされてるからバット側のカットだけしていきます
フローされてない場合はTIP側もカットして必ずフローする様にしてください

既存のヘッドからシャフトを抜く

手順

①フェルール(ソケット)を取る

②ヘッド側のネック部分をバーナーで炙って接着剤を溶かす

③シャフトを抜いてヘッド内の掃除

フェルール(ソケット)を取る

まずはシャフトについているフェルール(ソケット)を取りましょう、先に取っておかないとバーナーで炙った時に燃えて部屋中が臭くなって家族から顰蹙を買います

ヒートガンで温めると取りやすいです(ドライヤー推奨)

ヒートガンでも炙り過ぎると燃えるから気を付けてね☆
(●^o^●)

温めたらカッターで切りやすくなる

ネック部分をバーナーで炙って接着剤を溶かす

ガスバーナーで炙って接着剤を溶かして行きます

家族の許可が下りる方はコンロで炙ったら楽ですね

勿論ヒートガンでやっても良いんですけどガスバーナーの方が手っ取り早いのでこちらを使ってます

こんな感じでくるくる回しながら炙ります

炙った後はヘッドを引き抜くんですけど、くっそ熱いので軍手か溶接用の手袋とかあると良いですね

こんな感じのやつです。

ホームセンターで400円位で買えます(多分)

はい、無事抜けました

いつ見えてもかっこいいヘッドですね

ヘッド内の掃除

ヘッドをシャフトから抜くとこんな感じで中に接着剤のカスが残ってるんでこれを掃除していきます

まずドリルでブイーンとやって固まっている接着剤のカスを攻撃していきます

こんなワイヤーブラシのついた奴もあるんでこれで中の掃除をしていきます

ドリルビットに金タワシみたいなの巻きつけても良いです

最後にパーツクリーナーで中にプシュッっとやって綺麗になりました

7本分シャフト抜きが終わりました

シャフトの挿入

①シャフトのカット

②フェルール(ソケット)の挿入

③接着剤を付けてヘッドにシャフトを挿入

シャフトのカット

んじゃーまずはシャフトのバット部分をカットをしていきます

冒頭でも言ったように番手ずらしでシャフトをいれていきます

番手ずらしで入れるってどういうこと?

4番用のシャフトを5番アイアンに入れる

8番用のシャフトを7番アイアンに入れる、など本来のシャフトと違うシャフトを入れる事を

番手ずらしと言います

なんでそんな事するの?

冒頭でも言ったようにシャフトの固さって第一ステップまでの距離が大事なんだけど、4番シャフトと5番シャフトでは4番の方が第一ステップまでの距離が長い

つまり

本来の5番アイアンよりちょっと柔らかくできる!

って事

Rシャフトにすればよかったんじゃね?

番手ずらしの良い所はSRSXの固さが作れるんです!ドンッ!!

な、なんだってぇぇえぇえええ!!!!???

スチールシャフトってR・S・Xの3種類しか売ってませんよね?

Sよりちょっと柔らかいシャフトが欲しい

もしくは

Sよりちょっと固くしたい…などの時にこの番手ずらしを使います

今回は4番シャフトを5番にいれるのでSよりちょっと柔らかいSR風味に仕上げるわけです

中古のスチールシャフトを絶対に買わない理由がこれなんです。番手ずらしでカットされたら本人以外にほぼ見分けがつきません!(厳密にいえばロゴの位置が若干変わるけど)同じS表記でも2番手ずらしたらRもしくはXになります

それはわかったけど…5番からピッチングだと6本じゃない?なんで7本買ったの?

50度のウェッジも同じ流れにしたいなぁと思って50度だけモーダスにした(元々はダイナミックゴールドのS)これに関してはぶっちゃけ吉と出るか凶と出るかわかんないけどまぁ、なんとかなるっしょ合わなきゃもとに戻せば良いし

元々のシャフトは5番アイアンが37.75インチでそこから0.5インチずつフローさせて組んでいたので

4番アイアンのシャフトの長さを37.75インチにしてそこからフローさせていきます

元のシャフトの長さが合ってる前提ね

長さ測るのってめんどくさいからね

元の5番アイアンのシャフトから長をトレースしました

パイプカッターで切って行きます

小さいのに良く切れる凄いヤツです

スチールシャフトは中が空洞なので簡単に切れます

このシャフトを基準に0.5インチずつフローさせて切って行きました

まぁまぁ良いんじゃないでしょうか

ぶっちゃけ長さの誤差はそこまで気にしません

2mm位違くても絶対にわからない自信があります

実はメーカーによって長さの基準って違う
測ってみたら全然違うなんてザラなのが長さ業界

えぇ…

流石に1cm違えばわかるけどグリップ付いた状態で5mm以下の誤差なんてまずわからないでしょ
60度法とヒールエンド法で長さ違うしいい加減統一して欲しい

長さに関しては結構曖昧っていうか適当なのね
全然違う長さなのに信じ込んでる人多そう

ちゃんと長さ測りたい人は工房に持って行って60度法で測るかちゃんとした工具を買った方が良いね
2.3mmの誤差なんてスコアに関係ないけど

兄さんのかわりに謝ります口が悪くてごめんくさい

こいつも悪いと思ってないやん…

\60度法で正確に測りたい方はコチラがおススメ左右兼用です/

シャフトにフェルール(ソケット)を挿入

まずはシャフトにフェルールを挿入していきます

フェルールって必要なの?昔のPINNとかない奴もあったよね?

元々衝撃を和らげたりする目的の物だからあった方が良いんじゃない?なによりプリチーじゃん

まずは、ヘッドにシャフトを入れて印をつけます

この印部分で33㎜位でした

フェルールは25mm以上入ってれば問題ないので今回は30mmで統一して入れて行きます

今回のフェルールがコチラ

青いラメがとってもプリチー

TIP径って355と370があるけど、どれ選べばいいの?

どっちでも入るんだけど
355が9.1
370が9.3
シャフトのTIP径+0.2のやつを選べば問題なし
シャフトのTIP径はメーカーのHPにかいてあるよ

引用元:日本シャフト

そしたらシャフトにフェルールを入れて

ぼやけすぎてワロタ

フェルール入れる奴で叩く

スパークプラグのレンチとか塩ビ管の内径合わせたヤツを5cm位に切った奴でも大丈夫

専用のやつが欲しい方は3000円位で買えるよ

はい、打ち込みました

だいたい30mm位

打ち込みすぎるとヘッド装着したときに隙間が出来るので打ち込み過ぎない様にしましょう

接着剤を付けてシャフトを挿入

そしたら接着剤をつけていきます

フェルールにマスキングテープを貼ります(貼らなくてもOK)

接着剤は二液タイプとグラスビーズです

グラスビーズは骨材ですので入れる事で強度が増します

ちょっと緩めのヘッドでもグラスビーズを入れる事でガッチガチに\(゜ロ\)(/ロ゜)/

接着剤はメタルロックを使ってます。

メタルロックはこの用量で10本くらい行けるかな?

一回に出す分量は1~2本分までにしましょう

欲張っていっぱい作ってもすぐに硬化して使えなくなります

グラスビーズ入れすぎた

こちらをまじぇまじぇして

シャフト側とヘッド内部にぬりぬりします

そしたらヘッドを挿入していきますフェルールとの隙間が出来ない様にキッチリグリグリルいれていきましょう

はみ出た接着剤を拭いてーを

7本繰り替えしー

はい完璧です

青いフェルールもバッチリ

とってもプリチーです

シャフトはロゴが裏面に来るように裏刺しにしました

30分位でガチガチに固まりますが最低でも一晩は置いておきましょう

その後グリップ入れれば完成です

工房ならこの後で振動数測ったりバランス測ったりするんですけど

そんなもん無いので打ってから調整していきます

バランスだの気にした事ないけどね!
大事なのは球筋っしょ!

ただの面倒くさがりで草

ライ角だけは1年に一回は工房で調整してもらった方がいいと思います

アイアンのリシャフトはDIYがおすすめなのか?

ゴルフをやってる人って不思議なもので

実際に出た球筋よりも机上の数字の方を重要視する人が本当に多いんですよ(怒られそう)

ゴチャゴチャ言ってないで球打てよって思うんですよね(怒られそう)

道具なんか自分でアレコレやると愛着も沸きます

勿論失敗もあるけど

失敗したら直せば良いんだから

失敗も経験ですよ

文章にすると結構難しく感じるかもしれませんが慣れてくると

既存のシャフトを抜く→新しいシャフトを入れて固定

まで10分もかからなくなります

季節によってアイアンセットを変える人もいると思いますが

季節によってリシャフトするのもアリだと思います

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