
ゴルフを上達するために
前回の記事の続きになります。

今回の記事は初心者から脱却したい!
もう少しで90が切れるんだけどなぁ…。と足踏みしてしまっている中級者向けの記事となります。
ここで紹介する練習ドリルを継続してもらえれば、間違いなくステップアップ出来ます。

スイング整える作用もあるので調子の悪い時にも是非やってみてください。
必要最低限の知識として
ゴルフはアドレス9割と言われるくらいアドレスの取り方が大切になってきます。
グリップ
ボール位置
スタンス幅
肩、腰、目線のアライメント
ルーティーン
人間ていうのは神経質だけど大雑把な生き物なんです。
これ等が毎日同じになる事は絶対にありません。
その日によって球筋が違うっていうのはこのアドレスの違いがスイングに影響を及ぼしているからなんです。
この毎日の違いによる誤差を少なくするためには自分の中に基準になるものが必要になります。
その基準を確立した上で自分の持ち球を見極めて持ち球を磨いていく事が大事になります。
絶対に上達する練習ドリル

最初に使用するクラブは9番アイアンです。
慣れてきたらPw→50度→54度→58度とロフト角を増やして行きましょう。
ロフト角が多ければ多いほど難しくなります。
練習ドリル
実は練習ドリルというのは前回の記事で超初心者向けとして紹介した、的当ての延長線上の練習になります。
ただし、上記の正しいアドレスは意識をするようにして下さい。
まずは、小さいスイングからはじめて行きましょう。
この時にボールを打つというよりもボールを運ぶ意識を大切にして下さい。
ゴルフクラブはボールを飛ばす為の道具というよりも狙った場所にボールを運ぶ道具だと思って下さい。
ここで2つ手順を加えます。
ボールの後方30cm程度の所にボールかマーカーになるものを置いて後方のボールかマーカーにクラブヘッドを当てる


この『後ろに長く引く』という動作は手だけで上げる事を防止する事、スイングの始動でインサイドに引くことを防止する上でも凄く大切な動作になるので常に意識をして下さい。

始動の30cmはスイングプレーンに大きく影響を与えます。
一球ずつ打席から外れて後方から目標地点を確認する様にしましょう。

打席でボールを打っているとどうしても連続で打ってしまいたくなると思います。
ですが、実際にラウンドするときにそういった状況は絶対にありません。
実際のラウンドと同じように一球一球目標地点を確認をして、グリップやアライメントの確認をする癖を身に着けて下さい。
後方から見た時の景色とアドレスをしてから見た景色では目標地点への見え方が違います。
この視覚と体のアライメントがずれていると
目標地点と違う方向を向いているという状況に陥ってしまいます。

肩は右に向いてるけど目標地点にボールが行ってる人はただ引っかけてるだけだよ。この視覚と体のアライメントを一致させないと一生上手くなりません。また、アイアンは当たるけどドライバーは当たらないっていう別の弊害も発生してきます。
上記の2つをハーフスイングで振り込む事でゴルフに必要な土台となる基礎の部分が出来上がって行きます。
スイング作りにフルスイングは必要ありません。ハーフスイングを徹底的に振り込んで下さい。

慣れてきたらここから更に低い球を打つ練習をしましょう。
低い球を打てるようになると、トラブルショットや悪天候の時に役に立ちます。
すぐに効果は表れないかもしれませんが、継続して続けることで必ずスイングは上達して行きます。

メディアで取り上げてる『プロのワンポイントアドバイス』等は土台となる基礎が出来上がってるプロが更に気を付けている事だよ。土台が出来てないのにその表面だけ切り取っても意味はないし、最悪上達の妨げになります。
実はラウンド後の練習が一番効く
プロがラウンド後に練習をしているってご存じですか?
その日の反省をその日のうちに修正するために必ず行っています。
松山秀樹プロもラウンド後は200球程打っているそうです。
その日の反省点が鮮明な内に課題を見つけて取り組む事がとても大切です。

ラウンド後の練習が一番上達への近道なのかも
今回は初級者からレベルアップをするため、90が切れない人の為にスイングの練習ドリルを紹介致しました。
ゴルフは一段飛ばしでの上達はできませんが、努力と正しい練習で必ず上達します。

諦めなければ70台で回る事は絶対に出来るよ!
ファイト!!

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